神経内科(パーキンソン病)外来のご案内

パーキンソン病(パーキンソン病療育センター)外来

パーキンソン病は、最近の調査では人口1万人あたり約10~13人と発表されており、日本全体では少なくとも約13万人の患者様がいらっしゃることになります。発症年齢は50~60歳代の方々に多いと言われてきましたが、近年では70歳や80歳で初めて発症する例もよくみかけられ、年齢とともに増加傾向がみられます。

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パーキンソン病の症状

振戦(しんせん)

手、足、頭、上下肢、体全体などにおこるふるえのことです。左右どちらかに強いのが普通です。ふるえをおこす病気はいろいろありますが、パーキンソン病のふるえは、動作をしていない時(安静時)に強くふるえ、動作をする時には消失したり、軽くなったりするのが特徴です。1秒間に4~5回くらいのふるえで、手指におこるふるえで典型的な症状は丸薬を指で丸める仕草に似ています。

筋固縮(きんこしゅく)

これは患者様自身が気付く症状ではありません。例えば、医師が患者様の前腕を肘のところで伸ばしたり、曲げたりした時に、医師が自分の腕に感じる症状です。パーキンソン病の患者様では、医師が患者様の腕を屈伸した時に正常とは異なる抵抗を感じます。この抵抗を筋固縮といいます。筋固縮とは筋肉の緊張が高まっている状態のひとつで、筋固縮はパーキンソン病以外の病気でもあります。パーキンソン病の筋固縮で典型的な場合は、ギコギコとちょうど歯車のように感じます。そのためこのような筋固縮を歯車様固縮と呼んでいます。パーキンソン病を他の病気、とくにパーキンソン症候群といわれる種々の病気と区別する時に重要な症状です。

動作緩慢(どうさかんまん)

動作が遅くなる、のろくなるという症状です。パーキンソン病ではすべての動作にあてはまり、歩行がおそくなり、歩幅が小さくなります(小刻み歩行)。着脱衣、寝返り、食事動作など日常生活すべてに支障をきたします。

姿勢反射障害(しせいはんしゃしょうがい)

人間の体は倒れそうになると姿勢を反射的に直して倒れないようにする反応が備わっています。しかし、パーキンソン病の患者様では、立っている時、歩いている時、椅子から立ち上がろうとする時などに、この反応が障害されているために、立ち直りができずに倒れてしまいます。こうした症状のことを言います。倒れはじめると、止めることができず、また動作緩慢もあり腕などで保護することができないため、大けがをすることもあります。

その他の症状

自律神経障害として便秘・発汗障害・陰萎など

パーキンソン病の治療

薬による治療

薬による治療は症状を軽くして、日常生活を過ごしやすくすることをめざすものです。薬による治療をしっかりと続けることで、症状を改善することが可能で、健康な方とほぼ同じように生活することができます。

運動療法

パーキンソン病は病気が進行すると身体が思うように動かなくなります。患者様は毎日できるだけ身体を動かすように意識して生活することが大切です。
又、歩行訓練やリハビリテーションを積極的に行う必要があります。

食事療法

パーキンソン病患者様では病気による症状のために食事がとりづらくなることがあります。お箸、食器を使いやすくする工夫、食べ物を飲み込みやすくする工夫をしてみましょう。

公的支援について

療養生活において、患者様だけでは解決の難しい課題に直面することがあります。公的支援は患者様の病気によるさまざまな問題に対し、行政が提供するサービスです。このサービスを理解し療養生活で有効に利用していきましょう。

  • 特定疾患(難病)指定に基づく支援
  • 介護保険制度による支援
  • 身体障害者福祉法に基づく支援

パーキンソン病の症状と治療について専門医に聞く

「パーキンソン病の基礎知識」 PDFファイルを見る

井上先生の記事が新聞に掲載されました。(2013年8月28日 朝日新聞)

「催涙ガスに魔法のひと拭き」 PDFファイルを見る

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